開幕に見に行って以来、チェックできていません。
メディアで取り上げられる事も少ないので、
いまいち、様子は分からないんですが。
でも、
ネット上では、それなりに情報は出ていますね。
左にリンクしている
四国アイランドリーグ情報局で
いっぱい情報がありますので、
たまにチェックしています。
それで、
四国リーグについての詳しいデータが
各チームのDATA Lab.
(リンク先はOlive Guyners DATA Lab.)で公開されていますので
そのデータを縦から横から斜めから眺めて
四国リーグの状況を観察してみたいと思います。
現在(6月26日終了時)までの成績で判断しますね。
現在、トップは香川オリーブガイナーズ。
ゲーム差なしの2位に高知ファイティングドッグス、
愛媛、徳島の順になっています。
各チームの特徴を、データから見てみましょう。
○香川オリーブガイナーズ
16勝11敗4分で首位
総得点:96点
(一試合平均:3.1点)
総失点:111点
(一試合平均:3.5点)
打率:.230 (安打数:231/一試合平均7.4)
防御率:3.131
ホーム:5勝5敗2分
ビジター:11勝6敗2分
一試合平均観客数:1,732
完封勝ち:6回(0−0の引き分け1回)
完封負け:2回
1点差ゲーム:8勝3敗
少ない得点を守りきってしぶとく勝つ
そつないチームという印象。
自責点が未だ0点の鉄壁の守護神
松尾の存在が大きい。
先発陣も、エース伊藤に加え
捻金が安定しているよう。
先発2本柱で、あと2試合(一週間4試合)を
色々な選手にチャンスを与えている
という形のようです。
打線は非力な印象。
3割を越しているのが東山のみ。
何故か9番を打っている。
6月に入って調子を上げてきた模様で
現在、11試合連続安打中
しかし、他にめぼしいバッターは居ない様子。
一番、振りの良かった羽田が4番を打っていますが
現在、絶不調とのこと。
あと、三輪が5月末まで盗塁王だったが
こちらも不調です。
ただ、大量点こそないものの、
完封負けも2回のみ、一点差ゲームの勝率も断トツ、
と、しぶとさは持っているよう。
その辺りが、現在の成績に繋がっているのかな。
○高知ファイティングドッグス
17勝12敗4分で首位とゲーム差なしの2位
総得点:124点
(一試合平均:3.7)
総失点:96点
(一試合平均:2.9)
打率:.258 (安打数:283/一試合平均:8.5)
防御率:2.641
ホーム:9勝7敗1分
ビジター:8勝5敗3分
一試合平均観客数:804
完封勝ち:2回
完封負け:5回
一点差試合:4勝6敗
投打のバランスが最も整ったチーム
(データから判断すれば、ですが。)
特に、投手力が良いようで、
現在の成績も当然でしょう。
先発は、高梨、相原、沢西と3枚
安定していますし、
抑えは、赤井を中心に、
先の三人の先発も継ぎ込んだりして
上手くやりくりしている
(逆に、それだけ疲れが溜まっているかも。
序盤の勢いが鈍ってきてるのは、
その辺に原因?)
注目は、高梨!
奪三振でリーグトップ。
「ランディ」という愛称で
ランディ・ジョンソンを目標とする左腕です。
打者では、なんといっても杭田!
現在、打率トップで、
長打力もあり、盗塁も出来ると、
打線を引っ張っている模様。
しかし、完封負け5回と、打線としてはもろさも感じます。
(首位を走ってきたので、
マークも厳しい点はあったんでしょうけど)
○愛媛マンダリンパイレーツ
13勝15敗4分の3位
総得点:145点
(一試合平均:4.5)
総失点:135点
(一試合平均:4.2点)
打率:.269 (安打数:281/一試合平均:8.7)
防御率:3.612
ホーム:10勝6敗1分
ビジター:3勝9敗3分
(ビジターでの一試合平均失点:5.3)
一試合平均観客数:1,905
完封勝ち:3回
完封負け:なし
一点差試合:1勝4敗
完全な打線のチーム。
完封負けなし、というのが、
その得点力を現している。
打線を引っ張るのが
林、今村、中谷の3人。
打撃成績で2位から4位までを占めている。
中でも、中谷はホームラン4本と長打力もあり
盗塁10個と足もある。
「このリーグの中ではものが違う」と
西田監督も絶賛の選手。
投手陣では、なんと言っても
最速149キロの豪腕、西山でしょう。
現在、防御率トップ。
浦川、前田と、先発はまずますですが
(浦川は完封2回!)
特にビジターで投手が崩れるデータが出ています。
あと、このチームの特徴は、アツいファン!
観客動員は今のところトップです。
打線がウリの魅力的なチームが原因でしょう。
○徳島インディゴソックス
9勝17敗6分の最下位
総得点:95点
(一試合平均:3.0)
総失点:118点
(一試合平均:3.7点)
打率:.215 (安打数:215/一試合平均:6.7)
防御率:3.195
ホーム:8勝5敗5分
ビジター:1勝12敗1分
(ビジターでの一試合平均失点:4.9)
一試合平均観客数:966
完封勝ち:2回(0−0の引き分け1回)
完封負け:6回
一点差試合:4勝3敗
あらゆる面で寂しい結果になっているのが徳島。
特に、打てない!
完封負けが6回(6月9日からの5連続完封負けは痛い)
ただ、
このチームには「機動力」という武器があるようで
盗塁数、犠打数がトップ。
低い打率を、なんとか補いたい、かな。
(長打力もないようなので・・・)
あと、失策が多いのも気になります。
投手では、なんと言っても角野。
私が観た試合でも、素材の良さは感じました。
長身から投げ下ろす球は、どれも打ちにくそう。
まだ荒削りな面が目立ちますが、
大化けする可能性はあります。
他の投手については、
ビジターで崩れるというデータが出ています。
抑え役を負かされている小林が安定してきているので、
なんとか、香川のような戦い方をしたいところ。
こんなところですね。
少しずつ、データを見ながら書いてきたので
ちょっと時間がかかってしまいました。
もう、今日、新たな試合が行われているので
データは最新ではなくなってしまいましたが
(首位交代が、あるかもしれないし・・・)
まぁ、参考にして頂ければ。続きを読む