2006年01月16日

都道府県対抗女子駅伝・結果と感想

結局のところ
「小崎まりは凄かった」
という事を改めて実感させられた
そういうレースでしたね。
簡単に振り返りましょう。
(敬称略です。)


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1区、注目は岡山のスーパー高校生
新谷選手。
京都は、小崎が外れて阿蘇品になったので
区間賞候補としては、
埼玉・石井、神奈川・杉原と言った所に
新谷選手がどう戦うか、でしょう。
阿蘇品も強いんですが、
スピードはどうかなぁってのがあるので。
でも、
去年は実業団選手にねじ伏せられた新谷ですが、
その時は、小崎や山中と言った
「駅伝では日本屈指」のメンバーだった訳で
今年のメンバーなら、
勝てるんじゃないかって期待していました。

出だし、新谷は高校駅伝と同じペースで
果敢に飛び出しますが
さすがに実業団一線級選手たち
独走は許しません。
特に、石井選手の気合いがバリバリで、
新谷選手と張り合うように走っています。

ただ、
中間点付近で生で観ていたんですが、
緑のユニフォームの背の高い選手が
背筋をピンと伸ばした美しいフォームで
リズム良く走っていたので
「この選手誰だろ? 調子良さそうだな」
と思っていたのが、富山の山岸選手でした。
天満屋所属、坂本不在の中ではエース格の選手。
そっかぁ、富山に取られていたんですねー。

4キロ手前で、新谷選手がペースを上げ、
引き離しにかかりますが、
気合いの入っている石井がぴったり付きます。
引き離せず、ペースが落ち着いた所で
後ろからペースを上げてきた
山岸らに捉えられそうになった所で
5キロ手前で新谷選手はさらにペースアップ、
ついに石井も引き離して独走態勢に。
でも、
山岸が追い上げてきて、
ほとんど同着で、しかしわずかの差で
新谷選手が区間賞!
藤永(長崎)以来の高校生区間賞です。
石井・埼玉が3秒差で3位、
京都は23秒差の9位でリレー。
予想より離されてしまいましたね。

2区、注目は京都の早狩。
毎年、このコースで快走して
2区は別名「早狩区間」とまで言われているんですが
今年はペースが上がりません。
(今シーズンは、5000mも自己記録更新など
 絶好調だったんですけどね)
長崎・藤永、兵庫・小林に追い抜かれてしまいます。
結果、32秒差の7位でリレーと不本意な結果。
岡山の重友も、やや重い感じで、
同じ高校生相手にトップを明け渡してしまいます。
茨城・大崎、埼玉・富岡は健闘しました。
特に埼玉・富岡は、
本来なら800m日本記録保持者・杉森が走る筈が
故障で急遽、回ってきた区間を
トップに立つ好走で期待に応えました。
(でも、ここで強い高校生を使ってしまったのが
 後に効いたようですね・・・)
兵庫のスーパー高校生・小林は圧巻。
区間記録まで更新してしまいました。
でも、1500m日本選手権覇者ですからねー。
元怪物・藤永も久しぶりに素晴らしい走りで
長崎を優勝争いへと押し上げてきました。

3区、中学生区間では、
兵庫の川上が落ち着いた走りで終盤に上げ
トップを奪う好走。
でも、京都の池本もさすがにランク2位、
この悪い流れの中でも落ち着いて差を詰め、
22秒差まで詰めてきていました。
これが、実は伏線になっていましたね。

4区、京都は満を持して小崎。
でも、1区を外れたという事は本調子じゃない
って事な訳で・・・
と思っていたんですが、
いざレースが始まると、4キロ程度だと
この人は少々の調子の悪さは押し切ってしまうようです。
やっぱり強いランナーですね。
区間記録まで更新した強烈な走りで
みるみる差を詰め、トップに。
ただ
埼玉の中代は、抜かれても粘って
小差で繋いだのは見事でした。
これは指摘しておきましょう!
また、社会人・泉を投入した岡山が
じんわり差を詰めていた事も。
(ホントは、ここに中村を、
 アンカーで山岸を使えれば、
 優勝も狙えたかもしれないですねー。)

5区、京都と埼玉の並走が続きます。
京都はトップには立ったものの
今年の高校生はやや非力で
大丈夫かなぁ、と思っていたんですよね。
約10秒差・3位の長崎は
社会人でしたし。
でも、ここで京都・小島がMVP級の活躍。
今年、振るわなかった立命館宇治のエースが
ここで意地を見せつけましたね。
埼玉・山崎を引き連れながら
長崎・西尾をじわじわ引き離し、
下りでスパートして埼玉も引き離して
2位に24秒差も付けてリレー!
完全に独走態勢に持ち込んでしまいました!

6区では、長崎の藤田が
区間新の快走で2位に上げ、差を詰めてきますが
京都の西原も、序盤落ち着いて入り
後半上げる「トップの走り」で
区間2位、16秒差の差を保っています。
(こういう走りができたのは、
 小島のおかげだった訳で・・・)

7区では、岡山・浦田が
「唯一の社会人」の意地で
2位に上げてきますが、
京都の独走状態は変わらず。
8区の中学生区間で、
京都の小川が区間賞で勝負アリ!
逆に岡山は、ここで2位争いから脱落。

9区、最後は
京都の大会記録更新なるか、が
注目になりました。
(さすがに優勝争いは、もう揺らがないでしょう)
この区間、31分24秒なら更新。
福士なら充分可能だと思われましたが・・・
ちょっと余裕こき過ぎましたね。
(時計をしてなかった福士は
 「自分のイメージでは行ったと思った」
 との事(笑))
まぁ、それでも余裕の区間賞だった訳で、
結果的には1・2区の出遅れがなければ
って事でしょうねー。
このメンバーが揃っても、条件が揃わないと
記録の更新は難しいって事で。

2位は、埼玉。
杉森不在を、2区富岡が見事に埋めた走りなど
埼玉栄勢が奮闘しました。
石井はやっぱり強かったですし。

3位の長崎は、
2区・藤永の好走と、6区藤田の区間新が
圧巻でした。
特に藤永は、これをきっかけに
大器と言われた才能を開化させて欲しいです。

4区の岡山は、新谷の区間賞をきっかけに
天満屋勢を中心に堅実に繋ぎました。
4区以降の中盤区間は
3位、3位、5位、1位と堅実に繋いで
じわじわ差を詰めてきて2位に浮上。
中学生区間が強ければ、
あと、坂本が絶好調なら・・・
と思わされましたねー。

後は、
小林(2区・兵庫)はすざましかったし、
山岸(1区・富山)の美しいフォームも
印象に残りました。
弘山(9区・東京)はさすがだし、
小川(9区・佐賀)は下位チームながら
区間2位でまとめるのは素晴らしいと思います。

こんな所ですね。
posted by めたか at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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