2005年12月20日

実業団対抗女子駅伝・結果、感想

って事で(何が?)
実業団女子の結果なんですが・・・
ネタバレって事で、追記部分に書きますが、
あんまし面白くなかった、ですよ。


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posted by めたか at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

実業団対抗女子駅伝事前予想、注目点

先にこちらを公開。
明日始まっちゃうので・・・
(録画しとかなきゃ。)

実業団対抗女子駅伝は、
6区間、42.195キロ(マラソンと同じ距離)
で争われる駅伝。
区間距離は順に、
1区:6.6キロ、2区:3.3キロ、
3区:10キロ、4区:4.1キロ、
5区:11.6キロ、6区:6.595キロ
という事で、長い距離の3区と5区がエース区間
(特に前半の3区にエースが集まります)
あと、出だしの1区とアンカーの6区が、
少し距離も長いし、
出だしは重要、アンカーも勝負が決まるので重要
残りの2区、4区が「繋ぎの区間」
という事になってるんですが、
近年は、2区・4区で三井住友が他を突き放しています。

という事を踏まえて・・・

まず、公式ページ
見所などが記されています。
去年の同駅伝の私の記事
去年の大会の様子が分かると思います。


んで、今年の戦力状況ですが・・・
去年、優勝を争った
三井住友と京セラが今年も2強。
それに、お馴染みの資生堂、第一生命、天満屋
ここに
東日本を引っ掻き回したホクレンと
福士以外が充実してきたワコールが続く
と言った感じでしょうか。


今年は京セラが充実しています。
世界選手権マラソン代表で
去年、5区で大きく追い上げた原は
怪我でメンバーから外れましたが
小川姉妹が好調、800m日本記録保持者、杉森は
西日本の予選で好走し、
駅伝にも対応を見せてきています。
今年は2区で遅れを取る事はないでしょう。
また、千葉駅伝で日本唯一の区間賞を取った
石井智子がメンバーに加わり
一段と層が厚くなりました。
気がかりは、3区を走る阿蘇品が最近イマイチなのと
吉野恵も元気がない・・・
この辺りがしっかりしないと、でしょう。
(吉野はメンバーから外れたようです)

三井住友は、怪我人が結構出て
東日本もメンバーが揃わず苦戦しました。
でも、それでも東日本で何とか勝ってしまう
のはさすがでしょう。
土佐は出ないようですが、
去年の立役者・石山が戻ってきて
どこからでも追い上げられる布陣は
健在のようです。


この2強に食い下がれるか・・・
公式ページでは、その次に紹介されてるのが
ワコールです。
福士を温存して、淡路島でそれなりに戦えたのが
評価されたんでしょう。
その時の立役者が、風間・湯田と言った若い選手。
野田頭という「第二エース」は元々居たので
この辺が伸びて来ると、面白くなります。
湯田は2区要因なので
福士・風間・野田頭をどう配するか
(福士5区のようですね。3区はどっち?)
アンカーに一枚残せると面白いんですが。

資生堂は、選手は揃ってるんですが
どうも駅伝に弱い印象があります。
その辺りを払拭出来るか?
弘山を中心に、
横浜国際駅伝のエース区間で快走した加納
トラックで実績のある佐藤
辺りが調子がいいので
どこかでこけなければ面白いんですが。

楽しみなのがホクレン。
東日本、1区にフィレスを置いて独走し
三井住友を慌てさせました。
同じ布陣で行く模様で
3区までは大逃げするでしょう。
注目は、東日本で渋井を抑えて3区区間賞を取った!
赤羽!
城西大のエースだったんですが、
ここまで強くなるとは思いませんでした。

それで、メンバー発表は終わっていて
金さんのブログで一部発表されています。
それを見ると・・・

三井住友はなんと、1区に高山を抜擢。
他の出場メンバーの中では
実績的には一番劣りそうなんですが
1区に抜擢されたという事は
調子が良いのでしょう。
ここを上手く繋げば、
あとはどこにも穴が見当たらない。
3区は渋井だし、5区も東日本で土佐の穴を埋めた
絶好調・大平。
アンカーには2年連続でアンカー勝負を制している
「駅伝女」大山が控え
盤石の体勢で他の迎え撃ちます。

京セラは、原・吉野が外れ
やや迫力に欠けますね。
全員,順調に走ったとしても
4区・坂田が石山に引き離されそう。
三井住友に大きく勝てそうな区間がないので
粘って粘ってアンカー勝負でしょうが、
石井が好調と言っても、
大山とは勝負勘で見劣りそう・・・
今年もアンカーでやられちゃうんじゃないか?
原不在は痛いなぁ。

資生堂はアンカーに弘山を持ってきたので
ここは逆に、アンカーまで縺れれば楽しみ!
ここは1区に抜擢された平田が握りそう。
藤永あたりを使えなかったのかな?
3区・佐藤も、渋井相手は辛いかも。

ワコールは5区以外のメンバーが分からないんですが
2区・湯田は動かないでしょうから
4区と、野田頭・風見を使わなかった場合の1区
そこがポイントになりそう。
5区で大勝負が出来そうなんで、
なんとか射程内に居て欲しいですね。

と思っていたら・・・
別サイトで全チームのオーダーが。
ワコール,風見も野田頭もメンバー漏れ。
さすがに厳しいんじゃないかなぁ。

ホクレンは、
今度も1区・フィレスが逃げれるか?
京セラ・小川(妹)は
さすがに大差をつけられるランナーじゃないと
思うんですけどね。

それ以外では、
今、日本に居る外国人で一番強いワンジクと
勢いのある杉原が居る、パナソニックモバイル
くらいかなぁ。
天満屋も第一生命も、ベストメンバーを揃えられなかった。
ダイハツも山中が居ないし。
ノーリツに、かつての1万日本チャンプ・岡本が
2区にエントリーされてるのが注目かな。
(でも2区って事は、まだ完調じゃないんでしょう。)


じゃ、追記部分に展開予想を書きます。

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posted by めたか at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

嘘だろっ(涙)

ちょっと、何も考えられません。
訃報:仰木彬さん=前オリックス監督

ただ1つ、思うのは
今年、監督を引き受けたのは
文字通り、命がけだったんだなって・・・
(それに対し思う事もないでもないけど
 でも、仰木さんが自分で選んだ事だから
 とやかく言うのは失礼だろうって事も思う)


仰木さんと言うと、忘れられないのが
10.19
その翌年の優勝。
日本シリーズは、私は巨人を応援していたけど
近鉄も好きだったから複雑でしたね。
でも、考えれば幸せなシリーズだった、かな。
その後
オリックスで日本一になった時の相手も、巨人。
この時は、ぐぅの値も出ない程、やられちゃったんですが
(日本一になった瞬間、テレビだったかラジオだったか
 から「ロッキーのテーマ」が流れ出したのは
 どうにかならんか、と思った)
仰木さん相手だから、仕方ないなって思った。
前の、近鉄時代の借りを返されちゃったねって。

とにかく
仰木さんの下では、
選手が伸び伸び、野球をしてるように見えた。
それが、嬉しかった。

なんか、まとまんないっす。
未だに信じられない、信じたくない気持ちです。
posted by めたか at 23:39| Comment(3) | TrackBack(5) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

駅伝シーズンも佳境に!

さて、駅伝シーズンも佳境に入り、
今週末から、大きな駅伝が立て続けにあります。

まず、今週末、18日(日)には
実業団対抗女子駅伝があります。

ここは、王者・三井住友海上に、
去年2位の京セラ、東日本の予選で三井住友を慌てさせた
ホクレンが挑む構図。
特に、京セラは戦力充実で、互角の勝負と見ます。

その翌週、25日(日)には
高校駅伝、男女があります。
男子は、仙台育英が今年もちょっと抜けてるので
勝負への興味はあまりないんですが、
代わりに女子が激戦!
去年優勝の諫早、大エースの居る興譲館、
層の厚い須磨学園の3強
どこが勝ってもおかしくない。
特に注目は興譲館エースの新谷選手。
3年連続1区区間賞の偉業に挑戦します。
去年、現ホクレンのエース・フィレスに競り勝った
強い選手なんで、可能性は高いです。

正月は、
1日が実業団男子駅伝
そして、2日・3日がご存じ箱根駅伝です。
実業団は今年も、コニカvs中電
箱根は、今年は東海大学が図抜けていますね。
4連覇中の駒澤らが挑戦者という図式でしょう。

これらの、事前紹介・予想記事と、
事後の感想記事をアップします。
その合間に、箱根の各校の戦力分析を
去年と同じ形式でやります。
posted by めたか at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファイティーに年賀状を

ブクマでも紹介しましたけど
こちらでも紹介しておきます。

所長の記事で知ったんですが、
こーゆー企画があるそうです。

ファイティーに年賀状を送ろう!

こういう事を続ければ、
ファイティーを忘れない・風化させない事が
できそうですよね。

バフィーには、年賀状を送る先がない
ってのが、悲しいなぁ・・・
posted by めたか at 22:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

WBC日本代表メンバー決定

んで、野球の方の「W杯にあたる大会」

イチロー、井口ら29選手!松井秀は返事を保留

色々と事情があるのは分かりますけど
「これが最強メンバーか」と言われると
疑問を差し挟まざるを得ない、ですよね。

って事で、
ちょっと提案。
自分だったら、誰を代表に選ぶか
ちょっと挙げて見ましょう。
多くの人が挙げるメンバーを見ると
「どこがおかしいか」ってのが浮き彫りになる
んじゃないかなって思うんで・・・

とりあえず
メンバー構成としては、ここと同じで、
投手13人、捕手3人、内野手8人、外野手6人
(松井を含む)として
選んでみましょう。


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posted by めたか at 22:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

W杯組み合わせ決まる

今日は、スポーツネタの時事ネタを2つ。
まずはサッカー。
ワールドカップの組み合わせが決定しましたね。

とりあえず、スポナビのW杯トップページを。

日本は、
ブラジル、クロアチア、オーストラリア
と同組です。
ブラジルは、まぁ強豪が居るのは当然で
ブラジルは予選リーグは流してるんで
そういう意味でいけば
まぁ、良いかなって。
問題はクロアチア。またクロアチアかぁ。
フランスの時とは違うって面を見せたいけど
今の「ぐだぐだの日本」じゃぁ
そんなに変わんないかもなぁ。
そしてオーストラリア。
ヒディングが監督ってのが不気味ですね。

あと、この3つの国って、
カズがプレーした国なんですよね!
組み合わせに「結構驚いた」とカズ
これで、決勝トーナメントに勝ち抜いて
その対戦相手がイタリアってなると
(組み合わせ的に可能性アリ!)
ホント、カズにとって因縁の相手ばかりじゃん。
いやぁ、そういう展開、期待したいなぁ。

中田様のコメント

それ以外の組み合わせでは
やっぱり、グループCですねー。
アルゼンチンって、いつもこんな組み合わせ
って感じなんですけども。
あと、Bもキツい。

こんなトコかなぁ。
大した事書いてなくてスマン。
posted by めたか at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

福岡国際マラソン

この季節は『陸上メイン』のブログですので
当然、今日の福岡は取り上げます。

ネタバレがあるので、
レースレポ及び感想は追記部分に。
本文中は事前情報の方を。

参加選手としては
日本人は、藤田、国近ですね。
藤田が復活なるか、が注目のレースと言えるでしょう。
今年のびわ湖も走っていますが
「勝負出来る状態」ではまだなかったようで
どこまで戻ってきてるか
というのが鍵だったんですが。

寺田さんトコの事前記事
・選考レースでないからこそ“純”福岡が面白い
前日選手・指導者コメント
・日本人招待全選手マラソン全成績

日本人以外では
五輪連続メダルのワイナイナ、
世界選手権銀メダルのフリオ・レイ、
ケニアのビウォット辺りが注目。
大八木さんは「ビルハヌが不気味」だとか。


では、レースについて。

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posted by めたか at 00:09| Comment(2) | TrackBack(2) | 陸上 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月04日

きょうろぐオフ参加報告

昨日はきょうろぐ関西オフに参加してました。

参加者リスト
・青葉和さん
 『青葉和の落書き帳
・(まめ)たぬきさん
 『(まめ)たぬきの雑記
 と、その息子さん(鉄道すきさん)なんと小学生
 『鉄道好きの娯楽
・りさふぇるなんですさん&子りささん
 『獏の食わず嫌い
・やなっちさん&ご亭主さん
 『★FIELD STARS★』『Playing Fleld Stars…
・はまぞ。さん
 『海産物物産。
・ハムぞー所長
 『ハムぞーの「職業野球研究所」
・みなとあきろーさん
 『オアシス 早川大輔さん応援ブログ
・かにこさん
 『関西屋店主の関西系野球ブログ

と、めたかの計12人でした。


参加者の報告
第2回きょうろぐオフ会終了! ありがとうございました。
 (青葉さん)
しゃもじ元会長・またしてもモテモテ?「今日ろぐオフ」に参加しました。
 (りささん)
朝娘。人力を入れても出ない。
 (はまぞ。さん)
オフ会行ってきました
 (鉄道好きさん)
きょうろぐ・第2回オフ会へ参加しました
Mr.カラスコの謎?? 12/4 こんなところにヤツがいる!!編
 (やなっちさん)
久々にカラオケに行った、所長よりの忠告。
 (ハムぞー所長)


んで・・・
だいたいオフ会の報告って
内輪受けになっちゃうんですが、
「外に出しても大丈夫」そうな話のみを
抽出してみると・・・


・やなっちさんのご亭主さんはネタの宝庫

とにかく繰り出す話、話が面白い。
昔の事から、深く濃い知識の数々。
是非、ブログやって下さい。
(やなっちさんが設定だけはするって話でしたが。)


・塩T伝説が既に韓国のファンで話題らしい

それで、どこまで続くかなぁって話題に。
そこから暴走して
「最終的にはメジャーにまで伝説が行って欲しい」
って話に、なった訳で・・・


・しゃもじ会長撮影会

あと、所長のバフィーやめたかの反ナベツネTが
披露されました。
ホントは話のネタに四国リーグの選手名鑑
持っていこうって思ってたんですが・・・
(行く前に探して見つからなかった。
 先ほど探したらあっさり見つかったんですが)


・鷹の昔の『ガッチャマン・ヘル』は
 マスターズリーグにこそふさわしい

ユニネタ、帽子ネタと
マスターズリーグネタも沢山ありました。
なんでも
ユニフォームを復元してくれるサイトが
あるらしくって・・・


・清原の話は改めてブログに書きます

ただ
「グラウンドで見返すしか無い」
「チャンスが与えられるだけ幸せな選手」
って結論、ですよね。


・町中で「所長」というと会社みたい

それで「野球を世界に広める法人」
でも作りますかって妄想に・・・


・カラオケ各球団の応援歌のバックは凄い

この人数を「収納」できる場所はカラオケくらいだろ
って事で二次会はカラオケへ
各球団の応援歌のバックは
それぞれの球団の「良いシーン」を編集した
特別のVになっていて
歌よりも映像の方に釘付けになりました。
一応、一通り全部見ましたね。
(『闘魂込めて』を皆さん歌えるのに
 個人的にはびっくりしました。
 私が歌えないのに(苦笑))
パリーグだと「やられ役」に使われるのが
圧倒的に檻だったのが・・・
でも檻の「やられ役」は鷲でした(涙)
もっとも
全ての曲で、そういうVがあった訳じゃなくて
それが無い曲では、
青春ドラマ仕立ての決まったVが
使い回しされてました。
そのVから、この日一番のヒットネタ
『そんなに牛乳が飲みたいか』
が生まれてしまった訳で。
・・・なんの事が分からないでしょうが
(直接のきっかけは所長のコレなんですが)

少なくとも、この日の12人は
『牛乳』で半年くらいは笑えそうです。



んで、
一番、外に出したい話としては、
すでにリサさんトコで話題になってる
「なぞの踊り狂う阪神ファンのおっさん」
の正体は? って話。
阪神ファンの皆さん、知ってますか?
それで、
探偵ナイトスクープで調べてもらおうか
どうせなら
皆ではがきを書こうか、
これだけ別々の地方の人間が同じ調査依頼する
ってのは怪しいぞ、
となって、そっちの方が「調査対象」になるか
(そうなると
 きょうろぐの宣伝になるかも・・・)

私はそのおっさんの事を知らないので
知ってる方は
「調査依頼はがき」の文章テンプレ
誰か作ってくれませんか?
それでみんなで一通ずつ送るって企画
面白いと思うんですけどねー。
(オフでは
 「松村あたりが知ってて一発解決じゃない?」
 なんて話になったんですが・・・)


って事で、幹事の青葉さん、お疲れ様でした。
昼オフってのが都合が良いって方も
結構おられるようですねー。
今後、開催される方は参考に。
昼間にカラオケで、夕方から飲み屋
ってのがセッティングとしてはベストかも、ですね。
posted by めたか at 22:46| Comment(12) | TrackBack(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月23日

東京国際女子マラソン

ちょっと出遅れ気味ですが
(しょうがないいやん、
 ブログ書ける所に居なかったんだもん)
その分、力の入った記事を書きますね。

「社会的な意味」みたいな事は
本館に別に記事を書きましたので
ここでは、あくまで陸上オタクとして
分析分析を元に、語り尽くそうって感じで。
(なんで、基本的に敬称略で)

まず、一言でこのレースについて言うなら

高橋尚子が、
万全でない体調の中、慎重にレースを進めて
順当に勝ったレース

という感じだと思います。
あのスパートを驚いたって言う人が多いんですが
高橋ってランナーを思うなら
絶対、自分から仕掛けるって思ってました。
ただ足の不安があるから
「もう大丈夫」って思えるまで我慢して
さすがにもう大丈夫だろうって思ったのが
あそこだったって事で。
だから
35キロを過ぎてからは、
どこで仕掛けるかって目で私は見ていました。

と言っても
肉離れのある状態で、
フルマラソンを走りきるってだけでも
すでにとんでもないのに
勝負のかかったレースを行って
優勝争いを行い、
その上、きっちり勝った、というのは
やっぱり無茶苦茶に凄い事です。


###
高橋尚子が、どういうランナーなのか
というのを振り返っておきます。

高橋尚子というのは
最強のマラソンランナーです。
それは、マラソンのレースを自由自在に操る事ができる
だから
「速い」ランナーというより「強い」ランナーなんだ
って事です。
だって
初マラソンこそ平凡ですが、
2戦目で優勝してから、この前の東京マラソンで
失敗して2位(それでも2位)になるまで
ずっと優勝・1位を取り続けていた
という事でも
異次元の勝負強さを持っていた、というのが
分かるでしょう。


初優勝した98年名古屋国際女子マラソン
その衝撃は忘れられません。
本当に、とんでもない勝ち方だったんです。
30キロ過ぎで鮮烈なスパートをすると
その後、10キロロードレースのようなタイムで
最後まで走り切ってしまったんです。
そのレースのラップタイムを探したんですが
ネットには落ちてなかったんで
タイムでそのスパートの凄さを示す事が
できないんですが
多分、その当時に高橋選手が持っていた
10キロのタイムを上回るスピードで
30キロから40キロの10キロを走った
と記憶しています。
このレースで、当時の日本記録を更新したんですが
(その事については小出監督は
 「このタイムは誰でも出せるタイムだから」
 とさらっと言ってのけた)
そのレースはイライラするくらいのスローペースで
とてもじゃないけどタイムの出るペースじゃ
なかったんです。
最後の10キロあまりで、
そこから日本記録まで持っていった、という。
「さすがに記録は出ないけど強い勝ち方だなぁ」
と思っていたら、日本記録。
ホント、びっくりしました。

似たようなレースだったのが
2000年の名古屋国際女子マラソン
23キロ過ぎにスパートすると、
その後はもう異次元の走り。
この時の記録が、2時間22分19秒
中間点の記録が、1時間12分40秒
帰りのハーフが、1時間09分39秒
・・・つまり、帰りのハーフのタイムが、
ハーフマラソンの優勝タイム並みって事ですよ。
(同じ日に行われた
 全日本実業団ハーフの優勝タイムが
 1時間09分台前半だったと思います。)

高橋ってランナーは
スパートをすると
それまでのレースってのをリセットしてしまうような
そこから別のレースがスタートしたような
そういうレースをするんですよね。
それをマラソンの中でやってしまう、という
異次元のランナーなんです。

もちろん
最初から独走って走りもできるんですよね。
もっとも衝撃的だったのが、
98年のバンコクアジア大会。
灼熱のタイで、30度を越える気温と高湿度の中で
2時間21分47秒!
こんな条件で、このタイムなんて
今のラドクリフもヌデレバも走れないでしょう。

そういう「万能型」のランナ−が高橋尚子なんです。
(やってないのが「競技場まで争って勝つ」
 ってレースですね。
 もっとも女子で、そういうレースは少ないんだけど)

それだけじゃなくて。
高橋尚子が走っている所を見ているのは
ホント、楽しいんですよね。
普通、長距離レースって、
苦しそうに走ってるもんなんですが、
高橋は、躍動感とか生き生きしたものを感じるんです。
特に、
スパートした後の走りは、輝くように感じる。
高橋に人気があるのは、そういう部分も大きいって
私は思っています。


ベタ褒めしていますけど、
高橋尚子ってのは、それだけ「別次元」の存在
なんですよ。


そういう事を踏まえた上で
このレースを振り返ります。


最初に高橋の肉離れのニュースを聞いた時は
「また故障なのかぁ。つくづく付いてないな」
というのと
「今の時期に無理する必要はない。
 テレビ局の都合で強行出場しないで欲しい」
って気持ちでした。
直前まで、出ないで欲しいって。
なんで
レースが始まってからは、
怪我はどの程度か、大丈夫か、って目で
見ていました。

レースに出ていた他の選手としては
2年前に負けた、アレム。
まぁ、この選手は、常に安定して結果を出す人ですが
優勝経験が少ない事から分かるように
「怖さ」ってのはない選手。
2年前も「負けた」というより
高橋が勝手にブレーキしただけですからね。
それより、ザハロアの方が怖いかな。
世界陸上で渋井を退けて3位に入った選手。
持ちタイムも良いです。
日本人では、
この前のアジア大会ハーフで優勝した市川と
こちらも復活をかける松岡。
(一応、世界陸上日本代表ですが、
 そんなに強い選手という印象はないです。)

レースはペースメーカーが
足に不安のある高橋に気を使ったような
慎重なペースで始まります。
最初の5キロを17分フラット。
東京の最初の5キロは下り坂なんで
ホントならスピードが出るんですが
極力抑えたペース。

しかし、
日本人でこのペースに付くのは、市川のみ。
市川も、下りが終わってペースが少し上がると
すぐに落ちていってしまいました。
・・・マラソンじゃ、
まだその程度のランナーって事なのかなぁ。

そこから、25キロまでは
17分くらいのペースでペースメーカーがひっぱります。
そんなに速くはないけど、遅くもない、
くらいのペース。
(2時間23分台のペースですが、
 東京は最後に坂があるので、もう少し遅いくらいか。)
それでも、
有力選手が、少しずつ落ちていきます。
唯一、怖いと思っていたザハロアも
それまでに脱落していました。

高橋の走りは、
とにかく慎重に慎重に、足に負担をかけない
という走り方でした。
それ以外では、アレムも楽そうに走っていましたね。
(千葉が「高橋とアレムは口呼吸をしていない」
 と指摘していました。)

ペースメーカーが25キロでやめた時点で
先頭集団に居たのは
高橋、アレムに、
バルシュナイテというリトアニアのランナー。
結果から言えば、このランナーは
そこそこには仕上げてきていたみたいですね。
でも、一度遅れかけた事もあり
しかもこの時点で、結構しんどそうな走りでした。

こういう顔ぶれなんで
注目は、高橋がどこで仕掛けるか、だったんですが。
足の不安があるので、やっぱり無理しない様子。
ペースメーカーも居ないので
ペースも落ちてきました。

35.7キロくらい、勾配の大きい上りが始まる前に
高橋が満を持してスパート。
相変わらず切れ味の鋭いスパートで
あっという間に2人を引き離していきます。
もう足は大丈夫と判断してのスパートだろう
と思ったので
アクシデントがない限り、これで高橋が勝つだろう
とは思っていました。
案の定、後続との差は、どんどん開いていきます。
後続では、
バルシュナイテがスパートしてアレムを引き離し
懸命に高橋を追いますが
差はどんどん開いていきます。

だけど
やはり足に不安があるのか、
何度も何度も後ろを振り返る高橋。
(沿道から誰かが
 「もう後ろ開いたよ! 大丈夫だよ」
 と叫んでいました(笑))
沿道の声援が凄いです。
高橋もそれに応えて
それまでの走りと全く異なった
躍動感溢れる走りで、登り坂でもスピードが落ちません。
と言っても
思った程スピードは出てなかったようで。
35キロから40キロへの5キロが
17分9秒。
東京の登り坂でこのタイムというのは凄いそうですが
同コースでの高岡の激走を見ているので
本当に強いランナーならこの登りでも
そこそこでは走れると思います。
万全の高橋なら、17分は余裕で切るでしょう。
やっぱり、足に痛みがあったのと
向かい風が強かったそうですね。

ただ、
高橋が、高橋らしいレースで
ちゃんと高橋の良い所を出しての優勝
それを、足に不安のある中でやったってのは
素晴らしいし、やっぱり嬉しかったですね。
高橋としては「最低限」のレースだったとは
思うんですけども、
それでも、
あのスパートの躍動感、輝きってのを
見せてくれたのは、良かったです。


今日のコンディションでのレースでは
例えば、原あたりならあの程度のスパートなら
食らいつくでしょうし
他の強いランナーなら
先に仕掛けられていたでしょう。
だけど
肉離れのある状態で、これができるんですから
ちゃんと万全の状態が作れれば
今でも強いランナーだというのは証明したと
言えますね。


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posted by めたか at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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